ポルシェ 987 ケイマン クラッチマスターシリンダー交換

前期987ケイマン 右ハンドル5速MTのクラッチマスターシリンダーを交換しました🔧

症状としてはクラッチペダルが踏み込んだ位置からほとんど戻ってきません。

こちらのお車、少し前にオイル交換で入庫いただいた際にクラッチペダルから「ギーギー」音がするとのことで点検させてもらっていて、その時は特に気になるような異常はなく、ペダルのグリスアップで様子見してもらっていたのですが・・・

マスターシリンダー故障の前兆だったのかもしれませんね🤔

確かに今回はそのような音も出ていて、マスターシリンダーのオイル漏れが確認できました。

今後の参考にいたします🙇‍♂️

中央奥にあるのがクラッチマスターシリンダー。

脱着は運転席足元にもぐりこんで、無理な体勢での作業になります😓

そのような作業のときはフロアマットをゴミ袋などの大きめなビニール袋に入れてやると、頭が汚れずに済むのでおすすめです👍

フロントトランクルームのカウルカバー下。

黒い逆くの字のパイプはブレーキフルードタンクからマスターシリンダーに

青いパイプはマスターシリンダーからトランスミッション上にあるレリーズシリンダーに繋がっていて、中はブレーキフルードで満たされてます。

このままマスターシリンダーを外すと室内が大変なことになってしまうので、今回は赤丸部分で切り離してマスターシリンダーのブレーキフルードを抜いておきました。

室内側から。あとは青色のピンを抜きたいところですが、やりずらい・・・😓

クラッチマスターシリンダー。

クラッチペダルを踏むと油圧が発生します。(赤矢印)

レリーズシリンダー。

マスターシリンダーで発生した油圧がレリーズシリンダーに伝わって(赤矢印)

プッシュロッドがレリーズレバーを押す(青矢印)ことでクラッチが切れます。

マスターシリンダー交換後クラッチラインのエア抜きすると、ばっちりペダルが戻ってくるようになりました😊

エア抜きは赤丸部のブリーダーから行います。

クラッチ本体の交換もご検討中なので、レリーズシリンダーもその時に交換しましょう🔧

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