点検でお預かりのフェラーリ360モデナ
下回りの点検をするとオイル漏れがあったため、カムカバーガスケットとパワステホースの交換をしました🔧
フェラーリ伝統のV8ミッドシップエンジン。
”360”はこのエンジンの排気量3,6リッターから。
このモデルからリアのエンジンフードがガラス張りになっていて、外からエンジンルームが見えるようになっています。結晶塗装されたサージタンクが目を引きます✨
さっそくカムカバーが外れたところ。
年代的に構造がシンプルなので比較的脱着はしやすいですが、シリンダーヘッドからスタッドボルトが伸びていてカムカバーをまっすぐ上に引き上げないといけないので、その時に干渉する部品があったりします。
今回はクーラントを抜いて冷却水のパイプをどかす必要がありましたが、この辺は個体差があるかもしれません。
カムカバーと交換するガスケット。
カムカバーガスケットは不要な部分を切って使います。
360はタイミングベルトを使っていて定期的なメンテナンスが必要なので、整備性のために室内側からエンジンのフロント部作業が可能になっています。
パワステホースはここから作業できます。
パワステタンクと交換するホース。
劣化で固くなったホースをリフレッシュ✨
普段は見えないタイミングカバーにも🐎発見
この辺もエンジンへのこだわりでしょうか?🤔
各部組付け確認、清掃後、暖気してオイルが漏れてこないか確認します。
エンジン作動中、停止後、ともにオイルが漏れてこないことは確認できましたが、水温が上がってもラジエーターファンが回らないことが発覚😨
原因はこれから探っていきます・・・🙇♂️
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